2013年9月13日金曜日

北三陸 青森・岩手の旅 #19 みなと食堂でヒラメの漬け丼編



1、市場を見るだけのはずだったのだが
2、名物料理を注文する
3、バイキング後でもこの旨さ



新鮮な三陸のお刺身が食べ放題。
だから朝食は、ホテルのバイキングにしたんです。
したんですけどねぇ。


東北の旅の二日目。
八戸に近い市場に行くことにしました。

陸奥湊の駅前にある市場。
朝食はバイキングでたっぷり食べたし。
生鮮品は買って帰れないし。

観光するだけになるはずよ。

ホテルから陸奥湊まで10キロ弱。
ナビの案内どおりに走って到着。

駅前に駐車場がありますからそこに車を停めました。
鍵を預かられるタイプ。

駐車場の料金所

駐車場から通りに出たら。
あっ、この食堂は。

この食堂

ホテルの朝食バイキングにするか。
市場の食堂で食べるか。
とっても悩んだ食堂じゃないの~。

外壁のメニュー

なんか行列するくらいの人気店らしい。
でも、誰も外で待ってないね。

暑いから、中で待ってるのかしらん?

ちょっと覗いてみたら。
席が空いてるね。

空席あります

そういうことになった。


カウンターが空いてたので、そこに着きました。

ランプがいいでしょ

この食堂の名物。

ヒラメの漬丼。

なにそれ~?

マグロのづけ丼ならよくあるよね。
マグロのような赤身魚なら、醤油に漬けてもそれほど変な色にならんよね。

でもヒラメだ。
白身魚だ。
それを醤油でつけちゃったら。
どんな色になるの?
醤油色?

それに味。
淡白な白身。
それには、ちょっとワサビ醤油をつけて、魚本来の味を楽しむ。
普通そうだよねぇ。

しかも平目は高級魚だ。
そんな冒険しなくてもいいはずよね。

カレイの唐揚げを食べたかったけど~。
売ってなかったから、平目を買ってきた~。
だもんで、そのヒラメをから揚げにしちゃった~。

そんな感じだよね。
美味しいけど、なんかもったいない。

注文しましたけどさ。

二人前は食べきれなさそうなので。
もう一品は、どんぶりでも定食でもないなんかにしましょう。

店内に張られているメニューを見て。

四合わせ=幸せ

あ、いちご煮。

せっかく東北に来たんだから。
郷土料理がいいね。

限定三食は希少だ

まだいちご煮は食べてないし。
汁モンだから、きつくないでしょう。


少し待って、鮃の漬丼がやってきました。

ヒラメの漬け丼

ほぼ同時に、いちご煮も。

いちご煮

丼とお椀を並べて置くと、定食のようだわ。

ヒラメの漬丼定食?

この漬丼。
漬けダレの香りがすごい。
丼が目の前に置かれただけで、ダシの香りが漂います。

おいしそうなにおい~。

そして見た目。

タレに漬けられて、平目が薄い山吹色に染まっています。
ヤマブキ、見たこと無いけど。

小さめに切られた平目は、ご飯の上にきれいに並んでいます。
そして、中央に卵黄。

うはっ!

そして、ワサビの緑が。

においと見た目。
これだけでおいしいに違いないってわかりますよね。

まずは、玉子を潰す。
とろっと広がる卵黄。

卵黄が~

いゃ~っ!
やめて~!

食べますよ。

ヒラメは小さめです。
だから、一枚ずつなんて食べ方はしません。

がっと箸に乗せて。
ぐっと口に入れる。

食べるみみさん

あははは~。

もうね「旨い」って言葉よりさきに、笑えちゃうね。

旨みたっぷりのタレ。
それに漬けられたヒラメの本来の味。
マイルドな卵黄。
軽い刺激のワサビ。

それらがいっぺんに口の中。
どの味も負けることなく。
そして混ざり合って、極上の味に変化する。

まさに、味の錬金術や~

あたしらしくない感想を書いてしまったがね~。
それほどなのよね。

いちご煮は、あわびが入ってます。
おすまし?
その中に、あわびとウニ。

粒のしっかりしたウニ

海の香りのする汁。
ウニは、汁物に入れてもおいしいのね。

満足して店を出るみみさん

おなかがいっぱいだわ。
もう勘弁してほしいですわ~。


みみさん北三陸 青森・岩手 北東北 満腹中枢破壊の旅行記:目次

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北三陸 青森・岩手の旅 #20 八戸陸奥湊の市場でつい編に続く

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