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2013年4月22日月曜日

カンボジア旅行記 #33 バイヨン編



みみの目ムービー:カンボジア



カンボジアのイメージ
特に、遺跡のイメージといえば。

なんと言っても、シルエットが美しいアンコールワットの中央尖塔群。
粘度の高い液体が冷えて固まったような木の根が絡みつく遺跡。
そして、石作りの巨大で穏やかな表情の仏の顔

アンコールワットは、日中と夜明けにたっぷりと堪能しました。
アンコールワット

木の根は、タ・プロームで見ることができました。

タ・プローム


石の巨大な顔は、いろんな遺跡の門塔などで見ることができました。

しかし。門塔は高い場所にありますよね。
小さくしか見られない。
低い門塔だと、顔も小さい。

これぞ「」というようなのはまだ見ていません。

それがようやく見られるのが、このバイヨン


南門からアンコール・トムの内部へ入りました。
アンコール・トムの中央部にバイヨンがあります。

バイヨンの中央塔群

まず見られるのが、中央の塔群。

石を積んで造られた塔が、いくつも並んで建っているのが見えます。
それはブロックのおもちゃを組んで作ったように見えました。

また、茶色く塗り替えたら、この塔の間を縫ってジェットコースターが走りそうな感じにも見えました。

塔の四面仏
塔には四面仏があるはずですが、ここからでは小さくしか見えません。

ここも二重の回廊があります。
いきなりメインディッシュの塔群には行けません。

まずは前菜として、第一回廊のレリーフをお楽しみください。
といったところでしょうか?

アンコールワットも、回廊のレリーフを見てから中央尖塔群でしたね。

柱のレリーフ

すみません。
前菜って言って。
どうもすみません。

カンボジア遺跡の巨顔イメージが強いので、レリーフを軽んじてました。

とてもすばらしいレリーフでした。

チャンパとの戦い

内容は、チャンパとの戦い、そしてこの当時の人々の生活。
見ればすぐわかる内容。
だから見てて楽しいですね。


戦いの方は、水上戦
トンレサップ湖らしい。


魚がいっぱい泳いでる水の上で、船を使って戦っています。
水中から、敵の船に穴を開ける攻撃をしてる人もいました。

船に穴をあける攻撃

水に落ちちゃった人が、ワニに食べられてたり。

ワニに足をかまれる


日常生活のほうは楽しげ。
豚の丸焼きを作ってたり。

豚の丸焼き

出産してたり。

出産

作物の手入れをしていたり。

このバイヨンのレリーフ。
とても彫りが深い。
ダイナミック。

アンコールワットの方は、ここと比べると彫りが浅かったですね。


レリーフを堪能したら、いよいよ中央へ。

急な階段を登って第二回廊へ。

急な階段

第二回廊の内側に塔群があります。
少し複雑な造りになっています。

四面仏

巨大な顔は、たくさんある塔にあります。
ちょうど人の目の高さにあって、近寄れる顔もいくつかありました。

近寄れる顔

これは写真撮影におすすめのポイントです。
絶好の場所なので、多くの人が写真を撮ろうとしてますけどね。


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