みみの目: 楽楽楽/本郷:すっぽんパワーは幻想なのか:グルメレポート

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１、珍しいものが食べたい

２、楽楽楽

３、スッポンの効果

１、珍しいものが食べたい

いい年してお誕生会もあったもんじゃないんですが。
まぁそれはそれで生活のメリハリになりますから。

あたしがお食事をご馳走することになりまして。

せっかくなんで、あんまり普段食べないもんがいいよね。
ということで思いついたのが。

スッポン。

今まで食べたことがないが～。

なんでも、グンっと元気になるとか。
コラーゲンでお肌がプルプルになるとか。

よく聞く話ですので。
一度食べに行きましょうと。

もちろん当日現場に到着するまで。
何を食べに行くかは内緒のサプライズ。

２、楽楽楽

どうも名古屋にはスッポン料理専門店ってのは無いようで。
あたしが選んだお店も。
ふぐ料理がメインの、日本料理店。

何軒かあるらしい

本郷駅の北側にあります。

楽楽楽。
さんらくと読みます。

さぁ入るよ

スッポンの場合、三日前の予約が必要ということで。
予約の電話を入れますと。

おおこれはいい値段だ

スッポンは鍋のコースだけでして。
一匹あたりおいくらという値段設定。

二、三人でだいたい一匹だそうです。

当日、予約時間に伺えば。
駐車場はなくて、近くのコイン駐車場に停めました。

３、スッポンの効果

入店すれば、すぐのところにカウンター席。
左手にテーブル席があります。

あたしたちはテーブル席に通されます。
掘りごたつ席でした。

おいしそうな料理

テーブルの上にはカセットコンロと鍋がスタンバイ。

本日の料理は値段が書いてない

コース内容は、スッポンの唐揚げ、鍋、雑炊。
うわさに聞いている生き血は無いらしい。

小鉢

まずは唐揚げがやってきまして。

うわさでは、鼈は臭みがなくて鶏肉のようだと聞いていまして。

スッポンのから揚げ

食べてみれば。
なるほど。
鶏の唐揚げのようではある。

臭み的な、爬虫類を思わせる味はないねえ。

ただね、小骨っていうのかな？
そういう硬い部品が多くて。
その間に肉がある感じ。

ケンタッキーで言えば。
肋骨部分をかじった感じ。

から揚げを食べていれば、やってきましたメインディッシュ。

姿づくり？

すっぽん鍋の材料。

これよこれ

大皿に野菜と、すっぽんが鎮座。
甲羅の下から解体されたスッポンがコンニチハ。

甲羅の下にはあります

やっぱりグロテスクではある。

甲羅の裏側は

まずは甲羅を鍋にいれ。
適当に身と野菜を入れて食べてくださいと。

なるほど。
甲羅を投入すれば。

これは向きが間違い

外側を下にするんですって。
まぁ、そうだわな。

具材を適当に入れて。
適当なころに食べてみます。

これはどこの部分だ？

最初に取ったのはなんか知らんけど、ヒラヒラした部分。
お口に入れれば。

何じゃぁこりゃぁ～？

なんかこう、夏の和菓子のような食感。
生八橋のようなモツチリではなく。
ロの中でほろほろと崩れる。
寒天系。

これがお肌ブルプルの元。
コラーゲンでしょう。

知らないけど。

さらに不思議なことに。
そのプルプルした中に骨のような硬いものが。

ふつう、骨は筋肉につくものだよね。

だから、お口に入れれば柔らかい部分がすぐになくなり。
硬い部分だけ残るわけ。

初めての食感だねえ。

これもどこの部分かわからん

そして、筋肉部分。
ごちゃごちゃしてて、よい見た目ではないなあ。

これは唐揚げと同じで。
小骨のようなものの間に筋肉。

煮込んだので、骨と筋肉が外れやすい。
さらに、その隙間にもコラーゲン風な部分を感じました。

ひれ酒でスッポン

鍋で食べたすっぽん。
ヒラヒラ部分もごちゃごちゃ部分も臭みはなく。
筋肉部分はやっぱり鶏肉のようでした。

煮詰まってきたら、追加の鍋スープを投入します。
このスープがまたいいの。

野菜を食べたときとてもおいしい。
すっぽんのダシも出てるんかなあ？

ほっそいネギがいい感じに加熱されたら。
そこそこまとめて食べると、スープをたっぷり連れてきていいっ！