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2018年9月16日日曜日

#10 女将に会うだけで湯本旅館はお勧めなわけ:赤倉渋温泉の旅




1、渋温泉入り
2、老舗和風旅館湯本旅館
3、熱湯風呂は拷問だ


スモークサーモンのサラダピザ。
ブレーメンで大量の野菜をたいらげたら出発です。

もうそろそろ渋温泉に向かってもイイよね。

一般道路を通って信州中野インターの近くに出れば
もうここから先は見慣れた道です。

那覇城崎をのぞけば。
一番リピートしているんじゃないかしら。
この渋温泉って。

なんか細い路地の温泉街で。
古い建物が密集している雰囲気。
好きなんだねぇ。

一軒火事になったら全滅しそうな木造建築密集だけど。

そんな風に細い道の温泉街なので。
隣接した駐車場を持っていない旅館が何件かあります。

今夜泊まる宿。
湯本旅館。

ここも駐車場が隣接していません。

前回の滞在の時。
別の宿でしたが、横湯川沿いの駐車場を案内されまして。

今回もきっとそうだろうと。
川の辺りで電話して。
駐車場をたずねれば。

今夜の宿はここだ

やっぱり川沿いにあるそうで。
停めたら荷物を持って旅館にチェックイン。


湯本旅館は渋温泉街の中央。
大湯の隣にあります。

先の階段を下りれば大湯

古い木造和風建築。
広い間口もいい感じだ。

建物は風情があって申し分ないんですが。
ここの魅力は何と言っても女将。

公式サイトのプログにあるように。
とても美人(自称)。
そしてフレンドリー。

チェックインの時。
後から来る他の客の車が停められるようにあたしの車を置いたか。
と訊ねられましたので。

「すんません10トントラックなのでもういっぱいです」
とつい答えてしまえば。
「マジっ?」
ですって。
もちろんあたしは。
「うっそ~ん、ちゃんと置いたよ~」と。

入館して最初の会話がこれだもん。
おんもしろ~い。
楽しい滞在になりそうな予感。

そんな女将が館内部屋の案内をしてくれます。
その途中でもへらへら軽いトークで、ガハハと笑ってくれるの。

今夜の部屋はりんどう

案内されたのは二階の突き当りの角部屋。
広いくてよい和室。

和服の女将を見たのはこの時だけ

角部屋だからこ方向に窓があって明るい。
風の通りもよいらしい。

二方向の窓がうれしい

トイレや洗面は共同です。

部屋の隅にテレビ

老舗の温泉ですから。
卓球台が置いてありました。

これはちょっとアレでしょ

でも地下っぽい窓のないところで。
暑かったのでやってませんけどね。


湯本旅館 ってくらいですから。
なんといってもお風呂が楽しみですよね。

内風呂

男女の内湯の他に。
貸切の露天風呂があります。

どうやら他の客はまだ到着していないようで。
今なら空いているらしい。
それならば一番風呂ってことだよね。

貸切は嬉しい

せっかくなので今から入りましょうと。
部屋に荷物を置いて露天風呂へ。

矢口君も大喜び

女将に入浴の希望を伝えれば。
一回30分で利用してくださいと。
30分もありゃぁたっぷり堪能できるわ。

露天風呂までがけっこう遠いよ

露天風呂へのドアを開けて湯船を見れば。

池かぁ?

少し濁ったお湯

広い露天風呂がいいぞ。
景色が見えないのはちょっと残念だが。
街の宿だからしょうがない。

そして湯船に入ろうとすれば。

あ~つい熱い。
熱湯。

入られへん。

仕方ないので水でうめますわなぁ。
蛇口から出る水。
かなり勢いよく出ますが。
ちっとも入られる温度にならん。

焼け石に水っつうか。
渋温泉の露天風呂に水。

長いこと水を出し続け。
ようやく蛇口の近くなら入ることのできる温度になりまして。
やっと入れたころにはもう30分経過間近。

あっち~っ!

お風呂から上がって女将に入浴終了を告げます。
みみ「熱くて入れんかったが~、あんなん風呂じゃなくて調理器具だわ~
女将「さっきの駐車場の件の仕返しで熱くしておきました
みみ「拷問かっ?
女将「ガハハハ~

ちなみに内湯も同じく熱湯。
先客のいない、いい状態の時には湯が熱くて入られない可能性が高い。

打たせ湯もありますが。
あっつい源泉がそのまま落ちてくるんだもん。
打たせられんて~。

つまり 湯本旅館 の風呂はどこも熱湯の源泉かけ流しで。
仕返し用に湯を熱く操作することはしてないってことだな。

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