1、あたしの焼き肉
2、営業していてくれてありがとう
3、これがみみさん心の焼き肉
1、あたしの焼き肉
焼肉好きだよね。リーズナブルなファミレス的チェーン店でも。
霜降り和牛を提供する高級店でも。
ガスだったり炭だったり。
ロースターだったり七輪だったり。
店ごとにタレの味に違いはあれど。
生肉を自分で目の前で焼いて。
焼きたての熱いのをお口に入れれば。
そりやもうおいしいわさぁ。
ビールに良し。
白米でもよし。
だけどねぇ。
おいしい焼肉屋さんでおいしいお肉を食べても。
なんかどこか違うなぁ。
とずっと思ってたのよね。
それはねぇ。
およそ高校を卒業するくらいまで。
焼肉屋さんって一軒しか行ったこと無かったの。
「せいなんえん」と読みます |
幼少のころに刷り込まれた焼肉の味。
それがあたしの焼き肉だからなんだろうねぇ。
2、営業していてくれてありがとう
20歳のころ。少し遠くに引っ越して今の所に来ちゃったから。
その焼き肉店にはなかなか行けなくなっちゃってね。
その後行ったのは二回か三回。
それももう10年以上前が最後。
やってるのかよくわからん |
時々車で店の前を通ることがあるけど。
それは昼間なのでやってるかどうかわかんなくてね。
そんな焼肉屋さんでしたけど。
行ってみましょうか、という話が急にまとまりまして。
電話してみれば営業しているらしい。
サイン色紙が減ったかな |
予約して入店すれば。
個室っぽく |
何十年も前から変わらぬ座敷の席。
無煙ロースターだの、備長炭だの。
そんな気取ったモンはぁ置いてなくて。
案内された席 |
ガス。
これで焼くのです |
そして、厚手の綱。
っていうか鉄格子。
肉汁たっぷりしみ込んだテーブル |
それが乗っかってるテーブルもすごい。
長い間、肉から飛び散った脂が表面の塗装の中まで染み込んでる。
メニューを見せてもらえば。
ラインナップは少し変わったかな?
シンプルなラインナップ |
すごくおいしくて大好きだったユッケはやっぱりないわな。
干しタラのコチュジャンで味付けたやつもない。
聞いてみれば、タラが高くなって合わないんだって。
とりあえずの注文は。
塩タン、上ロース、上カルビ ロース、カルビ それからホルモンも。
肉類はそのくらいにして。
これまた好きだった、カルビクッパ。
そしてナムルと焼き野菜も注文しました。
3、これがみみさん心の焼き肉
やってきた塩タン。凍ってないね。
牛タンから始める |
薄くスライスされた牛タンを網に乗せれば。
綱の模様に色が変わって。
さっと火が通るくらいが好き |
あんまり火を通しすぎない加減でレモン汁でいただく。
牛タンは欠かせない |
あ~、焼肉の開始には牛タンだよねぇ。
濃くない味なのにビールが旨い~。
大ジョッキ。
たっぷり飲めますから |
そしてやってきましたメインのお肉。
上も並みも、ロースもカルビも。
同じモミダレでの登場。
多分上ロース |
網にお肉を乗せてしまえばもうどの肉だかわからない。
多分上カルビ |
そして漂う加熟されたタレの香り。
香りがたまらんに |
あ~、このにおい~。
夏の夜この店から漂ってきた匂いだ~。
一気に心は30年前にタイムスリップ。
多分ロース |
においを楽しんだ後は。
これまた軽めの焼き加減でいただきます。
ウマイ~。
すぐに煙が充満 |
ここ以外では味わうことができなかった。
懐かしの味。
うれしい~。
多分カルビ |
味はやっぱり少し変わった気がするけど。
懐かしさが損なわれることはない程度。
そりゃ記憶もすり替わってるかもしれないしな。
網はあっという間に焦げだらけ |
濃いモミダレですから。
ほぼ一撃で網は焦げだらけ。
すぐさま交換に来てくれますから安心。
ホルモンも色は真っ赤 |
ホルモンは味付けが多分味噌です。
脂たっぷりプルプル。
焼き野菜はリフレッシュに |
そしてカルビクッパの登場。
さほど辛くは無いダシのきいたおいしさ。
見た目よりは辛くない |
焼肉を食べた後のカルビクッパって。
カルビがけっこう重かったりするけど。
そんなことなくいただけるのも不思議。
赤く染まった米がそそる |
ナムルはなぜか温かかった。
作りたてってことでしょうか?
茄子がおいしかったナムル |
一通り食べ終えた後。
カルビとロースを追加注文。
いくらでも食べられる~ |
上じゃなくてもかなりおいしかったので並で。
あとはテグタンクッパもね。
カルビよりちょっと赤め |
もうほんと久しぶりにおいしい心の焼肉をいただきまして。
帰り道はずっと余韻にひたっていました。
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