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2014年4月10日木曜日

2014年4月8日火曜日

熟年夫婦が結婚式 #8 マリオットがおすすめな訳とかしこい進め方



私がマリオットに決めてよかったこと



1、基本料金とアップグレード
2、イメージをしっかり持つこと
3、豊富なプランとリクエスト



さんざん言ってますとおり。

マリオットは高いよ。

建物も高い

でもおすすめするにはわけがある。

基本料金の、スタンダードプランでもじゅうぶん素敵なんですけどね。
けど、あたしの衣装合わせのときみたいに。

よく見えるものはグレードアップ料金がいるんですね。

こ~れが、相当なアップ料金。

そしてまた。
いったんいいのを見ちゃうと、グレードアップしたくなる。
それが人情ってモンですわな。

何でもかんでも、気に入ったものにアップできる予算があればいいんですが。

そうじゃなければ。

ここは絶対譲れない。
ここはこだわりたい。

っていうポイントをしっかり見極めて。

それ以外は、納得するか妥協するかあきらめるか。
あるいは、惑わされないように、最初から上位は見ないって言うのをおすすめします。


マリオットのサービスの良い点として。
かなりリクエストを聞いてもらえる。
ということがあります。

だから。
どんなことをしたいのか。
自分のビジョンを具体的に持っておくと、いろいろとスムーズに進みます。

ここ重要。
マリオットに限らず重要のはずよ。

たとえば、髪型とか、ブーケとか。
事前打ち合わせのときに、サンプルから選択できるんだけど。

この花を使いたかった

迷うよね。
すぐに選べるならいいけど。

こんな感じがいい。
って、あらかじめネットや雑誌などで調べておくと早い。
写真を切り抜いたり、スマホとかにデータ入れたりしてね、

具体的なイメージを持つこと

式や、披露宴も。
こうしたい、っていうのを持っておくのが重要。


あたしんところは、少人数だったので。
大人数でやる人には参考にならんかもしれんが。

マリオットは、大人数から少人数までの。
いろいろなプランを出してます。
結構好評みたいよ。

それに、スタッフも洗練されています。

あたしたちのお食事会場。
以前は結婚式では使っていなかったらしいんです。
要望があったんでしょうか。

結婚式披露宴でも使うように。
窓から見える風景

そして、少人数だったからできたんだと思うけど。

歯の弱い年寄りの料理。
お肉とか。
最初から食べやすいようにカットしてくれてたりね。

他には。
友人は、式にしか参列しないんだけど。
お土産とかを渡したくてね。

そんな時間は取れませんか、ってリクエストしたの。
そしたら、それ用の時間と場所を確保してくれてね。

友人との時間

プランにはないスケジュールだったんですが。

そんな融通がきくところが、ここのおすすめです。





☆ 熟年夫婦が結婚式 #7 高層階でのお食事会に戻る


2014年4月6日日曜日

熟年夫婦が結婚式 #7 高層階でのお食事会



私はこのようにして夫との結婚式を成功させました



1、食事会会場
2、おいしいお料理の食事会
3、おひらき
4、おすすめの結婚式場



披露宴っていうのはしないの。
これは最初の予定通り。
家族での会食。

その前に、式に参列してくれた新婦側の友人と集合写真を撮りました。
新郎側は、特に友人は誰も呼ばず。

あたしの職場でも。

「実は明後日、マリオットで結婚式するんだ~
くる?」
金曜日に2,3人の人にほろっと言っただけ。

来んわな。
前日に言われても。

食事会場。
マーキュリー。

披露宴ではない

シャボン・スプレーな。
伝説のチャンピオンな。

51階。


たけ~。


お料理は、和洋取り混ぜて。

献立

タイ料理や、刺身が好きなみみさんですが。

これはこれでおいしかった。

前菜。
前菜


おつくり。

魚。
伊勢エビ


肉。

牛フィレ肉

そのほか。

鯛雲丹焼き

デザート。

なんか甘いもん

お飲物は飲み放題です。
いろんなのを作ってもらえます。

お酒を飲む人が、あたしを入れて3人だけでした。
あたしはずっとハイボールをいただいてます。


食事会の途中で、例のスライドショーの上映。

あたしは自分で作ったわけですから。
もう何度も見てますからね。

食べたいばっかり

もうあんまり感動とか無くなっちゃってて。
できがいいんだか、悪いんだかわかんなくなっちゃったの。

でも、初めて見る人たち。
なんか、見ながらすんすん言ってましたから。
きっと、よかったんでしょうねぇ~っと。

肉を切るみみさん
全部で10名の参加で。
ほとんど顔を合わせない両家の家族ですから。
そんなに話が大盛り上がりするわけでなく。

ほどほどに時間が来ておひらきに。




もういい加減いい歳でね。
結婚式なんて恥ずかしくってヤだったんですけど。

衣装がまぁ恥ずかしい

おいしい料理が食べられて。
イベントの主役におかれて。
そりゃぁまあ、楽しかったですよ。

おいしいご飯

感動仕立ての演出はいやですからね。
全くそういう雰囲気ではなかった気がしたのに。
あたしは始終、へらへらしてただけなのに。

スタッフの方々から。
「なんか感動しました」
「若い人のとはまた違ったよさでした」

いくらかはリップサービスでしょうが。
少し涙ぐんでたりしてくれてましたから。
本音も少なからずあったんでしょうねぇ。

知らないけど。

いろいろと事情があって結婚式をしていないかた。
なんかの節目に式を挙げてみてはいかがでしょうか?

あたしでもできたんですから。
あたしでも楽しかったんですから。

いかがでしたか?

マリオット。
高いけど、いろいろと融通をきかせてくれるし。
交通の便はいいし。
超高層階からの景色はきれいだし。

51階からの眺め
おすすめの結婚式場です。



2014年4月5日土曜日

熟年夫婦が結婚式 #6 似合わないチャペルでの挙式



当日になれば夫はもう逃げられない



1、チャペルの前に
2、チャペルで結婚式



そんな風に。
いろいろとドタバタした結婚式までの日々でしたが。

本番当日ともなると。
慣れたスタッフが首尾よく進めてくれるもんですから。
いわゆる介添え人さんが。

滞りなく、何事もなく終わっちゃうもんですな。

せっかくなので。
あたしずっと自分でカメラを持って撮影してました。

撮影する新郎

新婦は美容室でメイクと着替え。

新婦の着替えを待つ席
あたしもタキシードに着替え。

新郎は簡単に完成した

そして、二人の写真。
家族の写真を撮ります。
まだ痩せていないんだけどなぁ。

写真撮影

そしていよいよ式。


チャペルに入場する前。
新郎新婦、そして新婦の両親と控室に入るんです。

そこでは、式の段取りの最終確認。

誓いの言葉とかね。
暗記しなイカンのか。
と気にしてましたけど。

牧師

「ワタシノアトニツヅイテイッテクダサーイ」
牧師さんがそう説明してくれました。
安心。

あとは、ベールオフとかね。


まあなんかね。
お義母さん、涙ぐんでましたね。
気持ちはわからんでもないけど。
すでに家を出て10年もたってるんだし。

「おとうさん、おかあさん今まで育ててくれてありがとう」
ってわけでもないわね。

あたしたちに付いててくれた、カメラマンさんや介添え人さん。
「なんか感動しました」
ってこれまた涙ぐんでたのが少しおかしいやら恥ずかしいやら。

人の嫁に手をかける写真屋さん

だって、結婚式場のスタッフでしょ。
そんなシーン毎回のような気がするんだけど。


さすがにチャペルでの式中。
カメラ持って撮影するわけにはいかないね。

異教徒の作法ではあっても。
敬意は払いますよ。

花にこだわったブーケ
だもんですから。

入場の時。
お父さんと腕を組んでバージンロードを歩く。
っていう絶好のシーンが撮れなかったのはちょっと残念。

バージン?

チャペルでの式ですからね。
賛美歌を歌いますよ。

まあたいていの人。
歌わないか、歌ったとしても聞こえないくらいの小声だったりしますが。

せっかくなのでみみさん。
おっきめの声で歌いましたよ。

それから、指輪の交換があったり。
何やかやあって終了。

ダスティホフマンが現れることもなく。

祭壇の下に隠し通路があるわけでもなく。

何事もない式でした。





☆ 熟年夫婦が結婚式 #5 超短時間で余興DVDを作るに戻る
☆ 熟年夫婦が結婚式 #7 高層階でのお食事会に続く


2014年4月4日金曜日

熟年夫婦が結婚式 #5 超短時間で余興DVDを作る



夫の趣味を活用しないのはもったいない



1、スライドショー作成指示
2、写真選択
3、作成指示
4、なんとか完成



事前打ち合わせで。
DVDプレイヤーを借りることになってましたけど。

打ち合わせ

何を上映するのかな?
って思ってたんですね。

そしたら。
スライドショーを作ってねと。
結婚式の余興のムービーを作ってねと。

え~。
めんどくさいが~。

作るのに、どのくらいかかる?
聞かれまして。

みみさん、旅行のビデオ。
Youtubeにアップしてますが。

非公開の個人用の動画をも作ってるんです。
お家で見る用の、旅のDVDビデオ。

最後には、旅の写真を並べて。
スライドショーっぽいエンディングをつけてるの。

作り方は簡単。
並べてディゾルブをかけるだけ。

そんな感じでいいなら。
写真が決まってるなら。

2~3時間かなぁ。


何が時間がかかるかって。
写真を選ぶところですよね。

生い立ちでなくて、入籍してからの風景がテーマなので。
デジタルデータで探せるんですけど。

それでもやっぱり、10年分の写真数だ。
見るだけでタイヘン。

マリオットのエスカレーター

それはあらかじめわかってましたからね。

じゃぁ、写真だけは選んでね。
って。

選ばせたんだわね。

作りっぱなしではイカンでしょ。
試写会して。
チェックして。

再作成する時間もいるからね。

この日までは選んどいてね。


とーこーろーがー。

写真選択が完了したの。
予定の3週間遅れ。

まぁね。
並べるだけだから。
作成には時間かからんでしょう。

それに、締切日に多少のサバは読んでるしな。

でもね。
写真を受け取るとき。
リクエストされました。

「まずね、こんな感じでオープニングタイトルを作って」
「オープニングぅ?」

「そして、写真は年代順に並べてね
「カメラが違ったりするからソートが効かんが~、手作業っ

「最後には、この写真とこの写真を並べて」
「それは紙の写真だが~、スキャンしなイカン」

「この辺で、文字を入れてね」
「文言を考えてくれよ~」

並べるだけじゃなかったのか~ぃ!




動画編集。
嫌いじゃないですしね。
センスはないけど、調べながら作れるぐらいの知識はあるしね。

マリオットのソファー

それはそれでやりがいがあったりなんかしましたよ。

何回かの試作に改善依頼されて。
その都度作り変えまして。

やっと完成したのは。
本番前日のことでした。

2014年4月1日火曜日

熟年夫婦が結婚式 #4 連行された衣装合わせとリハーサル



夫の衣装なんかやっすいのでいいの



1、ドレスを選ぶ
2、タキシードを選ぶ
3、リハーサル



結婚式なんてのはね。
新婦のものなんですよ。

新婦

ですからね。

衣装合わせったって。
豊富に選ぶことができるのは、ドレスだけ。

こんなにいっぱいあるわけよ。

これでも一部

それに引き替え。
男もんったら。
すーくない少ない。

うちは普通のマンションですけど。
そのサイズとそうたいして変わらないクローゼット。

しかも、中にはサイズ違いが並んでるからな。
さらに種類は少ない。

ドレス。

試着してみますわな。
そのために来たんだ。

試着

いくつか着てみてね。
どっちがいい?
って聞かれてもね。

あたしは、そんなに区別がつかんのです。

どっちも白くて豪華でね。
きれいではあるわけですよ。

豊富な中らら選べます

おっ、これいいな。
って思うやつがあったりするけど。

着せてもらう

追加料金○万円ですとか。


ドレスの試着時間。
なーがいですからね。

暇を持て余す付添人

その間に、あたしはもう決めちゃってます。

「それでは、新郎様はどちらにしましょうか?」
「これっ!」

即決。

光沢のある薄いブラウン。
一目でこれって思ったね。

着させてもらいます。

普段着で行ってますので。
白いシャツとか着てません。

なので、前掛けみたいに。
前部だけのシャツみたいなのを着せられて。

カレーうどん屋の様だ

タキシードを着れば。
見てくれだけはバッチリ。

似合う

おおっ!
いいねぇ。

靴も借ります
「じゃぁこれで」
「そちらはイタリア製で
○万円の追加になります」
「早く言えよ~
量販店でスーツが3着も買えるわ~」

ということで。
セット料金内で収まるのにしました。

これも捨てたもんじゃない

これはこれでステキよ。

結婚式のようだ

関係ないけど。

マリオットの衣装室。
入口から中に入った瞬間。
揚げ物のにおいがします。


あんなに嫌がっていたのに。

連れていかれました・・・。

まぁね。
リハーサルといってもね。

実際にバージンロードを歩いたりとかね。
指輪の交換の練習とかね。
牧師さんがね。

「異議なき時は沈黙をもって答えよ」
とか言ったりするのじゃなくてね。

4組ぐらいがチャペルの参列席に座って、説明を聞くだけ。

チャペル

一組だけみんなの見本でになって。
入場から一通りやさらせてたけど。
それはみみさんとこじゃないのよ。

ちなみに牧師さん。
しゅっとした白人。

本物かどうかは知らん。

そしてこの日。
ここの大きな会場では、ビーチバレーで有名な女の人。
披露宴してました。

みみさん、その披露宴には呼ばれてませんけど。
廊下で参列者との写真を撮ってるところ。
じろじろ見させていただきました。





☆ 熟年夫婦が結婚式 #4 連行された衣装合わせとリハーサルに戻る
☆ 熟年夫婦が結婚式 #5 超短時間で余興DVDを作るに続く


2014年3月31日月曜日

熟年夫婦が結婚式 #3 何度すりゃいいのさ事前準備



夫を一度でも連れ出せば勝ったも同然



1、事前打ち合わせは何度も
2、今後のスケジュール



強制連行された打ち合わせ。

その内容はとくにね。
あたしが行かなきゃならないような内容ではなかった。
ような気がしたけどなぁ。

雛祭りのシーズン

席、案内状、当日のスケジュール、とか。
写真の希望とか、ブーケとか。
まぁ普通に決めておいたり認識しておかなきゃいけないようなこと。

基本料金ってのがあるんですけど。
それにセットになってる花とか写真とかはちょっとアレなのよ。

で、グレードアップしたくなるわな。
そうするともうね、追加料金発生。
はい○万円。
はい×万円。

かなわんがな~。

特に写真系はすごい。
十万円単位でアップします。
海外へ新婚旅行に行けるくらいだよ。

そして。
DVDプレイヤーを借りますって。
何で?
けっこうレンタル料の追加が高いよ。

式の後の家族での食事会の時。
なんかビデオを流してみてもらいたいから。

ふ~ん。
そうかぁ。
何を流すんだろうなぁ?


この打ち合わせの時に、今後のスケジュールも聞かされます。
これもショックだったわ。

窓からの眺めは奇麗ではある

衣装合わせがあるので来てください。

え~。

打ち合わせに行くのは今回だけでいいって言ったじゃない。
でもまぁな。
衣装合わせは必要だわな。

っていうか、今から衣装合わせできんの?

できんのだって。
予約しなイカンのだって。

さらに。
リハーサルがあります。

なにそれ?

当日の段取りを、実際にチャペルで予行演習します。

はっぁ~んっ!

要らんて。
そんなんぶっつけ本番でいいが。

しかも。

他のカップルも一緒です。
って。

イヤだわ~。

一人で行ってきてよ。
そんなん行かなくったって大丈夫でしょ。

「なんだ、あのおっさんとおばさん。
まさか結婚式するんか?
いい歳こいて」

思われるって。





☆ 熟年夫婦が結婚式 #2 みみさんは承諾したのかに戻る
☆ 熟年夫婦が結婚式 #4 連行された衣装合わせとリハーサルに続く


2014年3月26日水曜日

熟年夫婦が結婚式 #2 みみさんは承諾したのか



夫の条件は聞くが守れない時もある


1、譲歩の条件
2、強制連行



わーかーりーまーしーたー。
じゃぁもうね。
出ますから。
結婚式。

だけどね。
いろいろ決めることは全部やってよね。
ただ、あたしは式に出るだけでいいっていう風にしてね。
新郎として。

新郎っ?

新郎

それってどうなの?

まあいいけど。
そういう風に段取りしてよ。

事前打ち合わせとか行かないからね。
あたしが行かなくてもいいでしょ。

あたしは、特にどうしたいかって希望はないからさ。
自分の好きなように決めてきてよ。

だって、打ち合わせ場所には他のカップルもいるんでしょ。
若い幸せそうなカップル。
いっぱいいるところにおっさんは場違いでしょ。

20も年下の若い子と結婚するならね。

「おっ、あのおっさん金持ってるんだろうなぁ
漂流者のペッ、みたいに」
なんて羨望のまなざしで見られるかもしれんけど。

まあね、たいていの人の反応はわかるわね。

「なんだ、あのおっさんとおばさん。
まさか結婚式するんか?
いい歳こいて」

きっと、思われるって。


事前打ち合わせ。
最初の数回は、約束通りあたしは行かなくて済んだの。
一人とか義姉さんと一緒に行ってくれてたんです。

ある日。

「次の土曜の予定はいっしょにマリオットに行きます」
言われました。

「行ってください」でもなく。
「行きましょう」でもなく。
決定事項。

「え~、行かなくてもいいって言ったじゃない」

「今回は、段取りとかの話なので行ってほしいのです
話を聞き漏らしたり、聞き間違ったりするといかんし
わからないところとか気づいて質問してほしいし
今回だけだで」

「うんもぉ~」





☆ 熟年夫婦が結婚式 #1 はめられたみみさんに戻る
☆ 熟年夫婦が結婚式 #3 何度すりゃいいのさ事前準備に続く


2014年3月25日火曜日

熟年夫婦が結婚式 #1 はめられたみみさん



夫の重い腰を上げるにはこの作戦が有効だっ


1、食事会をしましょう
2、食事会の場所を押さえに
3、謀略に乗せられたみみさん



2013年の10月。
みみさんは、入籍後10年になったんです。

この10年のという区切りに。
両家の家族でちょっと食事会なんかしませんか?

最初はそんな提案だったんです。

まあ別にね。
断る理由はないし。
両家のの都合が合えばいいんじゃないですか。
そんな気持ちでオッケーしたんです。

ところが。

いつの間にか。

こんなことになっていたんですよ。


食事会の場所のセッティング。
あたしはノータッチでしてね。

「せっかくなんで、いいところにしたいな」
「うんいいよ」
「ホテルのお食事会場とかどう?」
「うんいいよ」
「マリオットでいい食事を出してくれる個室の部屋があるんだって」
「うんいいよ」
「じゃぁちょっと一度行って話を聞いてくるね」
「うんいいよ」

マリオットかぁ。


マリオットアソシア

高そうだけどなぁ。
でもまぁいっか。

「話を聞いてきたよ」
「あっそう」
「空いてる日があったから予約してきちゃった」
「あっそう」
「せっかくなんで、結婚式もするからね」
「あっそう」

なんですと~っ!
結婚式~ぃ!

なんでだ?

食事会じゃなかったんか~っ!

結婚式?

なぜ今更。
おっさん、おばさんが。

なぜマリオット?
あまりにも高額なため、結婚式を断念するカップルも多いという。
海女カフェみたいなところとかでいいじゃん。



そんないきさつでもって。
いつの間にか、結婚式をする。
そういうことになっていたんですよ。

実はみみさんところ。
わけあって。
結婚式してないんですよね~。

だもんですから。
写真も撮ってもらってないの。
いつか撮りたいね~。

なんて話はず~っと前から有ったんですけど。
ちょっと痩せてからでないと、変な写真が残っちゃうよね。
痩せてから撮ろう。

といいつつ、写真を撮れるほどやせることなく。

マリオットでします

今思うとね。
最初の食事会を切り出したへんから。
そういう作戦だったんじゃないかと。
思うわけですよ。

そんな作戦に。
企みに。
策略に。
計略に。
謀略に。
陰謀に。

みみさんは、うまうまと乗せられたってことでした。






☆ 熟年夫婦が結婚式 #2 みみさんは承諾したのかに続く