1、八王子へ向う
2、佐野といえばラーメンなのに
3、野村屋の耳うどん
1、八王子へ向う
日光東照宮。そして華厳の滝をたっぷり堪能しまして。
今夜の宿は八王子。
なぜだ~?
せっかく栃木まで来ているのに。
多摩で泊まるんだ~?
それには事情があるんですが。
それはまた別のお話。
とりあえず日光を出発して。
宇都宮方面に行く日光宇都宮道路っていう有料道路に乗って。
宇都宮からは東北道に乗ります。
そして久喜白岡ジャンクションで圏央道。
来るときに来た道を反対方向に行くわけですな。
2、佐野といえばラーメンなのに
東北自動車道。途中で佐野を通りますわな。
佐野といえばラーメンで有名。
佐野ラーメンはご当地ラーメンとしての地位を確立しています。
せっかくなので。
佐野に立ち寄ることにします。
でもね。
ラーメンを食べるんじゃぁないのよ。
耳うどん。
なにそれ~?
製麺で有名な土地に行くと。
麺の販売をしてますわな。
そういう製品としての麺ではなく。
切れ端の部分をご家庭用に売ってたりもします。
そうめんとかうどんの端の方。
不揃いな部分をまとめて。
それをよく「そうめんのみみ」。
とか言ったりするので。
そういう切れ端メインに提供するご当地B級グルメかしら?
せっかくの佐野なのに。
ラーメンを食べずに端っこを食べるためにわざわざ行くの?
だって佐野ラーメン。
有名だもんで。
またここを通る機会があれば行こうかってなる可能性あるよね。
だけどうどんの耳を食べにわざわざ行こうってなる?
みみさん一人旅だからこそ食べに行くべき食べ物だ。
みみさんだけに。
佐野サービスエリアのスマートインターを降りて。
向かったお店は。
街のうどんやさん |
野村屋本店。
お客無し |
お昼時をすっかり過ぎていますから。
駐車場も店内もあたしだけ。
座敷に座った |
華厳の滝で湯葉づくしを食べたのにまだ食うのかっ?
っていう指摘は受け付けません。
3、野村屋の耳うどん
座敷に座らせてもらいまして。周りを見ればサイン色紙。
たくさんあるねぇ |
おお、けっこうな有名店なんだねぇ。
なんか想像と違うぞ |
すでに料理は決まっていますが。
メニューを見せてもらえば。
なんか様子が違うねぇ。
耳うどんのバリエーション |
耳うどんを一つ注文して。
しばらく待ってれば。
生意気に蓋付きの器 |
なんじゃこりゃ~っ!
これが耳うどんだっ! |
うどんの耳じゃないが~。
耳の形のうどんだが~っ!
蕎麦湯もついてくる |
なんでもこの地方ではお正月に耳うどんを食べる風習があるとか。
悪い神様の耳を食べてしまえば悪い神様には聞こえなくなって。
一年間悪いことなく無事過ごせるとかっていう縁起もん。
だそうです |
そういうわけで耳の形。
確かに耳の形だ |
一つ食べてみれば。
これはうどんなのかなぁ?
小麦粉を原料にして。
うどんと同じ生地の生成手順かもしれんけど
つるつるではなくてもちもち。
みみさんと耳うどん |
うどんと言われると違和感があるけど。
これはおいしい。
耳は厚めなので。
しっかりした歯ごたえも楽しい。
どっかで食べたような食感だなぁと思えば。
大分のだんご汁だねぇ。
ああこれも団子みたいなもんだねぇ。
みみ本体の見た目はインパクトが強いので。
どうしてもそっちに気を取られがちですが。
スープがかなりおいしい。
シイタケ出汁がきいてるね。
並ぶくらいの人気 |
それに具だくさんで楽しい。
これはカニカマ |
カニカマはうどんに入っててもさほど驚かんけど。
ほどけた伊達巻 |
伊達巻が居るのね。
だいたいあたしはお正月にしか食べない食材だからねぇ。
耳うどん、お正月料理らしいけど。
この季節に食べるってのは斬新。
椎茸出汁のしょっぱさで。
伊達巻の甘さが際立ちます。
白いかまぼこもあり |
細かい鶏肉やワカメなんかもあります。
玉ねぎとニンジンは、ゆずの香りが効いていて。
時々お口に入って。
さっぱりしますね。
野菜は柚子の香り |
このたっぷりの具と椎茸からの出汁がしみこんだスープ。
そいつを耳たぶにちょっと乗せて。
おつゆと一緒に食べてみます。
うまみをたっぷりまとったもちもち耳たぶ。
これは面白い食べ物だったねぇ。
持ち帰りもあるが要冷蔵 |
そんなに耳は入っていないかと思えば。
けっこうな量の耳が入っていまして。
ボリュームたっぷりです。
別腹にも入らん |
お昼ご飯は済ませてますから。
軽くおやつ程度という気分だったのに。
かなりおなかにたまりました。
みみさんが一人で世界遺産東照宮へ結構な日光の旅行記:目次
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