2018年7月21日土曜日

#07 佐野なのにラーメン食べずに野村屋の耳うどん:結構な日光旅




1、八王子へ向う
2、佐野といえばラーメンなのに
3、野村屋の耳うどん


日光東照宮。
そして華厳の滝をたっぷり堪能しまして。

今夜の宿は八王子。

なぜだ~?
せっかく栃木まで来ているのに。
多摩で泊まるんだ~?

それには事情があるんですが。
それはまた別のお話。

とりあえず日光を出発して。
宇都宮方面に行く日光宇都宮道路っていう有料道路に乗って。
宇都宮からは東北道に乗ります。

そして久喜白岡ジャンクションで圏央道。
来るときに来た道を反対方向に行くわけですな。


東北自動車道。
途中で佐野を通りますわな。

佐野といえばラーメンで有名。
佐野ラーメンはご当地ラーメンとしての地位を確立しています。

せっかくなので。
佐野に立ち寄ることにします。

でもね。
ラーメンを食べるんじゃぁないのよ。

耳うどん。

なにそれ~?

製麺で有名な土地に行くと。
麺の販売をしてますわな。

そういう製品としての麺ではなく。
切れ端の部分をご家庭用に売ってたりもします。

そうめんとかうどんの端の方。
不揃いな部分をまとめて。

それをよく「そうめんのみみ」
とか言ったりするので。

そういう切れ端メインに提供するご当地B級グルメかしら?

せっかくの佐野なのに。
ラーメンを食べずに端っこを食べるためにわざわざ行くの?

だって佐野ラーメン。
有名だもんで。
またここを通る機会があれば行こうかってなる可能性あるよね。

だけどうどんの耳を食べにわざわざ行こうってなる?
みみさん一人旅だからこそ食べに行くべき食べ物だ。

みみさんだけに。

佐野サービスエリアのスマートインターを降りて。
向かったお店は。

街のうどんやさん

野村屋本店。

お客無し

お昼時をすっかり過ぎていますから。
駐車場も店内もあたしだけ。

座敷に座った

華厳の滝で湯葉づくしを食べたのにまだ食うのかっ?
っていう指摘は受け付けません。


座敷に座らせてもらいまして。
周りを見ればサイン色紙。

たくさんあるねぇ

おお、けっこうな有名店なんだねぇ。

なんか想像と違うぞ

すでに料理は決まっていますが。
メニューを見せてもらえば。
なんか様子が違うねぇ。

耳うどんのバリエーション

耳うどんを一つ注文して。
しばらく待ってれば。

生意気に蓋付きの器

なんじゃこりゃ~っ!

これが耳うどんだっ!

うどんの耳じゃないが~。
耳の形のうどんだが~っ!

蕎麦湯もついてくる

なんでもこの地方ではお正月に耳うどんを食べる風習があるとか。
悪い神様の耳を食べてしまえば悪い神様には聞こえなくなって。
一年間悪いことなく無事過ごせるとかっていう縁起もん。

だそうです

そういうわけで耳の形。

確かに耳の形だ

一つ食べてみれば。
これはうどんなのかなぁ?

小麦粉を原料にして。
うどんと同じ生地の生成手順かもしれんけど

つるつるではなくてもちもち。

みみさんと耳うどん

うどんと言われると違和感があるけど。
これはおいしい。

耳は厚めなので。
しっかりした歯ごたえも楽しい。

どっかで食べたような食感だなぁと思えば。
大分のだんご汁だねぇ。

ああこれも団子みたいなもんだねぇ。

みみ本体の見た目はインパクトが強いので。
どうしてもそっちに気を取られがちですが。

スープがかなりおいしい。
シイタケ出汁がきいてるね。

並ぶくらいの人気

それに具だくさんで楽しい。

これはカニカマ

カニカマはうどんに入っててもさほど驚かんけど。

ほどけた伊達巻

伊達巻が居るのね。
だいたいあたしはお正月にしか食べない食材だからねぇ。
耳うどん、お正月料理らしいけど。
この季節に食べるってのは斬新。

椎茸出汁のしょっぱさで。
伊達巻の甘さが際立ちます。

白いかまぼこもあり

細かい鶏肉ワカメなんかもあります。

玉ねぎとニンジンは、ゆずの香りが効いていて。
時々お口に入って。
さっぱりしますね。

野菜は柚子の香り

このたっぷりの具と椎茸からの出汁がしみこんだスープ。
そいつを耳たぶにちょっと乗せて。
おつゆと一緒に食べてみます。

うまみをたっぷりまとったもちもち耳たぶ。
これは面白い食べ物だったねぇ。

持ち帰りもあるが要冷蔵

そんなに耳は入っていないかと思えば。
けっこうな量の耳が入っていまして。
ボリュームたっぷりです。

別腹にも入らん

お昼ご飯は済ませてますから。
軽くおやつ程度という気分だったのに。
かなりおなかにたまりました。

みみさんが一人で世界遺産東照宮へ結構な日光の旅行記:目次

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