1、広隆寺へのアクセス
2、撮影制限
3、弥勒菩薩
1、広隆寺へのアクセス
次に向かったのは広隆寺。車折神社から、さらに東へ。
太秦の交差点のところにあります。
山門 |
およそ2キロ。
自転車なのであっという間に到着。
嵐山方面から行くと。
寺の手前に駐車場があります。
お車の場合はここに停めましょう。
山門の内側から |
自転車もここに駐輪することができます。
自転車は無料。
2、撮影制限
駐車場の門から入って境内へ。その先に手水舎があります。
そこに貼り紙がありました。
それを読んだら。
が~ん。
境内での三脚、一脚の使用は禁止だって。
まあね。
そういうもんをみんなが使ったらね。
参拝の人の邪魔になるからな。
そりゃ仕方ないかな。
手持ちで撮影しましょう。
そう思ったら。
が~ん。
動画撮影禁止だって。
なぜだ?
みみの目ムービー用の動画が撮れんが~。
スチールはいいらしい。
意味わからんけど。
そう言うんなら仕方ないわな。
静止画で、ブログ用にしましょう。
その静止画撮影でも、制限があります。
建物や仏像の正面から撮影しちゃだめらしい。
この角度 |
まぁそりゃね。
仏様のまん前からカメラを向けるのは、失礼っちゃぁ失礼かな。
まぁ納得して。
上宮王院太子殿を撮ろうと、カメラを構えます。
もちろん、上宮王院太子殿の中心を外して。
左側に大きくずれた位置でだ。
この看板をバックに撮りたかった |
看板があったので、それを手前に入れて上宮王院太子殿をバックに。
と言えば。
広隆寺をご存知の方なら、あたしの位置はだいたいお分かりいただけるかと。
そしたら、遠くから。
「カメラの人~、正面から撮らないでください~っ!」
大声が聞こえます。
あたしは、正面から撮影しているという認識がないので。
誰かな?と周りを見回したんだけど。
他に人はいません。
「あたしですか?」
「そうです。
建物などは正面から撮らないでください。
注意書きを読んでないんですか?」
誰もが注意書きを読んでから参拝するものという前提らしい。
あたしは境内に入って、手水舎までやってきて、初めてそれに気付いたんだがな。
割とあたしは、撮影禁止かどうかを確認してから撮影する小心者なんだけどな。
「ここって正面ですか?」
「そうです。建物の前面は全て撮影禁止です」
「じゃぁ、どこからならいいんですか?」
「建物の角から外側です」
つまりだ。
あたしは仏様や仏教建築に敬意を払はなければならない。
だから、仏像の正面からカメラを向けてはいけない。
そう思ったんだ。
なので、中心、いわゆる正中を外して撮影しようとしたんだ。
どうも正面とは、正中のことではなく。
建物の前面の一辺全ての前だということです。
「正面」という意味において。
間違いではないわな。
そりゃ、あたしの理解力がたらなくてすんません。
つまり、撮影禁止な理由は。
たとえば神様の通り道である中央をふさいではいけない。
と、いうような不敬をたしなめるというわけではなく。
何か別の理由があるらしい。
あたしの理解が違ってたらすんません。
なぜいけないのか。
聞きたかったんですが。
まぁね。
神仏への参拝と言いう修行に来たわけですから。
素直に従いました。
3、弥勒菩薩
何と言ってもこの広隆寺。みどころは、弥勒菩薩半跏思惟像。
教科書や、社会科の副読本などの写真でおなじみですよね。
これは、霊宝殿に収められています。
参拝料が要ります。
料金を払います。
ちなみに、ここでご朱印がいただけます。
参拝料を払った先 |
中に入るとすぐに、霊宝殿。
入ってすぐ |
もちろん内部は撮影禁止。
脱帽も促されます。
通路の先に |
そりゃもうね。
内部はとても素晴らしい。
霊宝殿の入り口 |
が、仏像の保護のためでしょう。
かなり薄暗くしてあります。
晴天の屋外から中に入ると、目が慣れてなくて真っ暗。
見えない。
ライト等の使用も禁止されています。
だから。
あらかじめ目をつぶって、暗い場所に慣らしておくのがいいと思います。
あたしは、中に入ってからあわてて目をつぶって慣れさせました。
小さな池 |
内部には、弥勒菩薩を中心に。
十二神将や巨大な千手観音。
聖徳太子像などが収められています。
仏像の前には、手を触れられないように柵がしてあります。
離れて見ることしかできないもんですから。
御顔とかがよく見えにくいのがちょっと残念。
双眼鏡等の使用も禁止です。
いろいろと制限が多いですが。
弥勒菩薩のお姿には感動できました。
弥勒菩薩ですから。
あたしのこのダウンした気持ちも救ってくださるんだ。
そう思うと。
知らず知らず涙があふれ出てきました。
いつまでもおそばにいたい気持ちになれます。
だがしかし。
弥勒菩薩が人々を救ってくださるの。
56億7千万年後だった~。
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はじめまして。
返信削除お太子さん(広隆寺さん)の近所に住んでいます。
先日久しぶりにお太子さんを参拝したら(事実上の)撮影禁止になっていて驚きました。
色々と噂は聞いてはいましたが、これほどやったとは。
嫌な思いをさせてしまって申し訳ありませんでした。
コメント、ありがとうございました。
削除そんな、謝られるようなことではないですよ。
気にしてませんし。
チョットしか。
先日も、義姉が広隆寺に友人と参拝に行きまして。
霊宝殿で弥勒菩薩や四天王のことを友人と話してたら、スタッフの人に。
「お静かに、説明もご遠慮ください」
言われたらしいです。
そりゃ、あれだけ静かな場所で話してたら怒られますわなぁ。
ずいぶん昔に参拝した時のことなので、記憶が違ってるかもしれませんが。
違ってたらご指摘ください。
立派な空調の効いた薄暗い霊宝殿になる前のこと。
弥勒菩薩の説明がテープで流れてたような記憶があります。
56億7千万年後っていうのを、その説明で覚えたような記憶がありますがねぇ。
変わっちゃったんですねぇ。
きっと何かそうせざるを得ない何か事情があったんでしょうねぇ。