1、市場を見るだけのはずだったのだが
2、名物料理を注文する
3、バイキング後でもこの旨さ
新鮮な三陸のお刺身が食べ放題。
だから朝食は、ホテルのバイキングにしたんです。
したんですけどねぇ。
1、市場を見るだけのはずだったのだが
東北の旅の二日目。八戸に近い市場に行くことにしました。
陸奥湊の駅前にある市場。
朝食はバイキングでたっぷり食べたし。
生鮮品は買って帰れないし。
観光するだけになるはずよ。
ホテルから陸奥湊まで10キロ弱。
ナビの案内どおりに走って到着。
駅前に駐車場がありますからそこに車を停めました。
鍵を預かられるタイプ。
駐車場の料金所 |
駐車場から通りに出たら。
あっ、この食堂は。
この食堂 |
ホテルの朝食バイキングにするか。
市場の食堂で食べるか。
とっても悩んだ食堂じゃないの~。
外壁のメニュー |
なんか行列するくらいの人気店らしい。
でも、誰も外で待ってないね。
暑いから、中で待ってるのかしらん?
ちょっと覗いてみたら。
席が空いてるね。
空席あります |
そういうことになった。
2、名物料理を注文する
カウンターが空いてたので、そこに着きました。ランプがいいでしょ |
この食堂の名物。
ヒラメの漬丼。
なにそれ~?
マグロのづけ丼ならよくあるよね。
マグロのような赤身魚なら、醤油に漬けてもそれほど変な色にならんよね。
でもヒラメだ。
白身魚だ。
それを醤油でつけちゃったら。
どんな色になるの?
醤油色?
それに味。
淡白な白身。
それには、ちょっとワサビ醤油をつけて、魚本来の味を楽しむ。
普通そうだよねぇ。
しかも平目は高級魚だ。
そんな冒険しなくてもいいはずよね。
カレイの唐揚げを食べたかったけど~。
売ってなかったから、平目を買ってきた~。
だもんで、そのヒラメをから揚げにしちゃった~。
そんな感じだよね。
美味しいけど、なんかもったいない。
注文しましたけどさ。
二人前は食べきれなさそうなので。
もう一品は、どんぶりでも定食でもないなんかにしましょう。
店内に張られているメニューを見て。
四合わせ=幸せ |
あ、いちご煮。
せっかく東北に来たんだから。
郷土料理がいいね。
限定三食は希少だ |
まだいちご煮は食べてないし。
汁モンだから、きつくないでしょう。
3、バイキング後でもこの旨さ
少し待って、鮃の漬丼がやってきました。ヒラメの漬け丼 |
ほぼ同時に、いちご煮も。
いちご煮 |
丼とお椀を並べて置くと、定食のようだわ。
ヒラメの漬丼定食? |
この漬丼。
漬けダレの香りがすごい。
丼が目の前に置かれただけで、ダシの香りが漂います。
おいしそうなにおい~。
そして見た目。
タレに漬けられて、平目が薄い山吹色に染まっています。
ヤマブキ、見たこと無いけど。
小さめに切られた平目は、ご飯の上にきれいに並んでいます。
そして、中央に卵黄。
うはっ!
そして、ワサビの緑が。
においと見た目。
これだけでおいしいに違いないってわかりますよね。
まずは、玉子を潰す。
とろっと広がる卵黄。
卵黄が~ |
いゃ~っ!
やめて~!
食べますよ。
ヒラメは小さめです。
だから、一枚ずつなんて食べ方はしません。
がっと箸に乗せて。
ぐっと口に入れる。
食べるみみさん |
あははは~。
もうね「旨い」って言葉よりさきに、笑えちゃうね。
旨みたっぷりのタレ。
それに漬けられたヒラメの本来の味。
マイルドな卵黄。
軽い刺激のワサビ。
それらがいっぺんに口の中。
どの味も負けることなく。
そして混ざり合って、極上の味に変化する。
まさに、味の錬金術や~。
あたしらしくない感想を書いてしまったがね~。
それほどなのよね。
いちご煮は、あわびが入ってます。
おすまし?
その中に、あわびとウニ。
粒のしっかりしたウニ |
海の香りのする汁。
ウニは、汁物に入れてもおいしいのね。
満足して店を出るみみさん |
おなかがいっぱいだわ。
もう勘弁してほしいですわ~。
みみさん北三陸 青森・岩手 北東北 満腹中枢破壊の旅行記:目次
北三陸 青森・岩手の旅 #18 ダイワロイネットホテル八戸朝食編に戻る
北三陸 青森・岩手の旅 #20 八戸陸奥湊の市場でつい編に続く
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